合気道がうまくできないー1                 「入り身投げ」は難しい                                                                                                                                             

合気道

【問題点】 合気道には技がたくさんあるが、上手くできない技がある。                        

特に「入り身投げ」。

私自身そう思っていた。・・・どうすればいいか。

【結論】                                                  (1)上手な人に教えてもらう。                                                          (2)指導者に教えてもらう。                                                   それでも納得できないときは・・・                                         (3)長年合気道を指導している、他の道場や、他の指導者などと面識がある、顔の広い先生に相談する。  

【本音】                                           一般的に指導している「入り身投げ」が上手な人は殆どいない。

私自身「入り身投げ」は相手が協力して、自分の周りを回ってくれないと技にならなかった。                                                            また、相手が協力してくれないと崩れなかったケースが多い。

以下の動画は私が若い頃やっていたのと同じ様な事をやっているようなので説明する。                              (以前も参考にした動画だが、上手く行かず悩んでいる人にはとても参考になる動画だ。別にダメだと言っている訳ではない)

 ◆合気道の達人に合気道を教わってみた – YouTube                                  ①<6分45秒>のところで、朝倉氏が踏ん張っている=バランスが取れているのに、塩田氏が無理に右腕を朝倉氏の胸に当てて倒そうとしている。                                             ⇒じっくりと腰を据えて安定した態勢をとっており、重心が真下にあるので、相当の体格差がないと無理。                                                                    

<7分30秒>のところで、相手が前に重心がきているのに、「入り身投げ」をしようとして、無理に後ろに倒そうとしている。                                       ⇒前に重心が来ているのだから、再度相手の体を起こし、安定する体制に戻す必要はない。                                              ⇒逆に、相手の胸に接している腕を接している面を離さないで、「そっと」「ゆっくり」そのまま下に                                        動かすと、相手は自然に前のめりに崩れるはずだ。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

ただ、この「そっと」「ゆっくり」というのが難しいと思う。                                                      その時に、筋肉の抵抗を感じさせないようにしなければならない。だから合気道は「相手を誘導」するというような言葉を使うのだろう。                                                     それが出来ないから、筋肉を動かして相手を<強引に>倒そうとするのではないだろうか。

◆筋肉に頼らない動きを説明している例として以下の様なものもある。

新たな原理で修得する! 合気速習 NEXT STAGE 総集編「3つの原理と合気モード&筋電流」【Kurabe AIKI Method】 – YouTube                                         この映像の<3分5秒>のところから、筋力でなく、<接触>の重要性を説明している。

⇒塩田氏は「入り身投げ」は腕で相手の上半身を抑えて倒さなければならない技だ(?)という思い込みがあるのではないか。

では「入り身投げ」はどうすれば上手くできるか。

「入り身投げ」は、このようにしなければならないという様に型に拘るとかなり無理が生じる。                                                               ⇒ そもそも「入り身投げ」という技の型をつくっていいのか疑問に思う。

 Aikido【入り身投げ】のコツ/初心者「大阪道場 活法合気道」 – YouTube               このサイトでは技を分解して説明しているが、実際相手が正面打ち(そんな事がありうるかは別にして)でかかってきた時に自分が相手の側面に回るまで、そのままの姿勢で待っていてくれることはあり得ない。

この点については、以下のYOUTUBEで藤平先生が説明しているが、普通の入り身投げのように相手の側面に転換してやってはいない。【合気道十段】心身統一入り身投げ【藤平 光一】 – YouTube

塩田先生の入り身投げは合気会と違って転換しないようだ。

合気道・側面入身投げを合気道初めての方向けに解説!漫画「バキ」の作者は全てを知っていた? Sokumen iriminage. – YouTube

「入り身投げ」の説明については以下が詳しい。                                      入り身投げの表と裏 – 椋箚記 (hatenablog.com)    

開祖「入り身」の重要性は話しているが「入り身投げ」とは言っていないのではないか。                                                                                                         開祖の動画に「入り身投げ」みたいに見えるものがあるかもしれないが、開祖ほどのレベルになると、「相手との気を結んでいるので」・・・どうとでも出来るので、そのような名称は関係ないと思う。                                                           ⇒そこのとこは(3)で書いた通り、この道〇十年の達人に聞いてみるといい!                                

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