【結論】合気道は護身術として役立つ
<護身>ということは、自分の身を護る事。そこで、他の武道と較べてみる。
1.他の武道は護身術となるか
(1)柔道 【問題点】 相手を掴むので、殴られたり、ナイフでの対応に難がある。 それでも掴んだら<筋力>が強くなっているので、相手を倒せるが、路上で倒してケガをさせると<傷害罪>になり、訴えられる。
(2)空手道 【問題点】 <突き>、<蹴り>が殆どなので、相手を倒したり、ケガをさせたら、<傷害罪>になってしまう。(相手がナイフでも持っていないかぎり)上手くいっても<過剰防衛>になり、<正当防衛>には殆どならない。 【理由】 <正当防衛>を立証することは難しい。 警察や司法はまず「誰がケガをしたか」⇒「そのケガの原因を与えたのは誰か」という順で考える。 相手が最初に殴りかかってきても、警察はそんな経過は見てないだろうし、誰かが証言してくれるわけでもない。 過去の判例でもそうなっているが、今はネットから削除されているのでこちらに詳しく書いてある。 ⇒喧嘩で胸パン合戦なんてしないだろ。顔面一発 (5ch.net)
(3)剣道 【問題点】 竹刀を持っているのが前提の競技なので、素手では<護身>は出来ない。
2.合気道では、どうなるか (1)合気道と他の武道との決定的な違いは、<相手と闘わない>事だ。 <柔道>、<空手>、<剣道>は<目の前の相手に向かっていく=闘う>というスタイル。 これはスポーツとして「勝負」をつけなければならないからだ。 これは、江戸時代まであったそれらの<武術>を明治時代に「青少年の精力善用」の名の下に嘉納治五郎氏がスポーツ化したものだ。
(2)では合気道では「護身術」としてどうするか。 掛かってきた相手を<体捌き>で躱す事になる。 合気道の技として、一教、二教・・・入り身投げ、小手返しといったものがあるが、それらが有効である。但し、稽古をしているときに、体捌きで相手のバランスを崩していなければ、合気道の技も掛からなくなってしまう。
一番良いのは、体捌きをして相手のバランスを崩し、そのまま抑えるというのがベターだが、そこまで出来るようになるには、ある程度の力量が必要となる。 以下の動画では投げているが、相手がバランスを崩したところで抑えれば、問題ないと思う。 達人の合気を比較 多人数取り 砂泊諴秀 塩田剛三 [Aiki comparison] – YouTube Yamaguchi sensei all japan demo 1993 – YouTube
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